足だけでなく頭皮にも水虫ができるそうです。
フケ(白いカサブタ)が出るので、見分けがわからない頭皮の病気です。
ただし、普通の水虫に比べると発症は少ないそうです。
どのように対処するのが良いのか、調べてました。
頭皮の水虫とは
頭皮にも水虫は発生します。
水虫は白癬菌というカビによる病気です。
これが皮膚の角質層に寄生したものです。
頭皮水虫になる原因
「しらくも」が有名ですが、ほかにも感染ルートがあるそうです。
どれも珍しい病気ですが、チェックしておきましょう。
シラクモ
確率的には子供に多い感染症と言われています。髪に付着する白癬菌は“しらくも(シラクモ)“と呼ばれています。足の水虫に比べると発症は稀で珍しい病気です。
モミクロスポルム・カーニス感染症
ペット(犬や猫)からの感染が原因と考えられている病名です。円形の赤い発疹ができた後、わっか状に脱毛するのが特徴です。ペットの治療も並行して行いましょう。
トリコフィトン・トンズランス感染症
スポーツを通じて日本に持ち込まれたとされる白癬菌です。比較的新しい感染症で、最近では柔道部などで見られる症状のようです。
頭皮の水虫の症状は?
髪に白癬菌が感染してしらくもになると、感染した部位の髪の毛が抜けるなどの症状が現れます。丸く髪の毛が抜けてしまった部分の頭皮の表面には、「鱗屑(りんせつ)」と呼ばれるピンク色のフケのようなうろこ状のものができます。
参照:ヘルスケア大学|【医師監修】頭にできる水虫「しらくも」とは
最近では激減し,まれな疾患となっている。主として学童期の小児の頭部にほぼ円形で境界が明確な局面を生じ,多発することが多い。
参照:コトバンク|シラクモとは
- ピンク色のフケ
- うろこ状のもの
- 脱毛(円形になる)
このような頭皮トラブルだと、しらくもの可能性があります。
“頭皮の水虫”と“脂漏性皮膚炎”の違い
しらくもは脂漏性皮膚炎などと間違えやすい病気です。しらくもに感染しているのに脂漏性皮膚炎であると勝手に自己診断をして脂漏性皮膚炎用のステロイド剤などを使用してしまうと、症状が悪化してしまう可能性もあります。
参照:ヘルスケア大学|【医師監修】頭にできる水虫「しらくも」とは
間違いやすいのが「脂漏性皮膚炎」とのこと。
脂漏性皮膚炎も原因は菌ですが、白癬菌(水虫)とは違います。
頭皮の水虫は治療法も異なりますので、注意が必要です。
脂漏性皮膚炎のフケは湿っぽいです。
- 湿っぽいフケ→脂漏性皮膚炎
- ピンク色でうろこ状のフケ→頭皮の水虫
頭皮の水虫の治療方法は?
しらくもになってしまったかもしれないと思ったら、皮膚科などの医療機関で診察を受けましょう。視診で鱗屑や脱毛の状態を確認し、毛髪や鱗屑を採取して白癬菌の感染があるかどうかを顕微鏡などを使って調べます。
参照:ヘルスケア大学|【医師監修】頭にできる水虫「しらくも」とは
一般的な水虫治療と同じですね。
頭皮の水虫の予防策
対策としては、頭皮を清潔にして通気性の良い状態を保つこと。
頭皮はもちろん、タオルや帽子、くしなどを清潔にすることも予防につながります。
まとめ
- 最近では珍しい
- 子供に多い
- ピンク色のフケ(うろこ状)
- 皮膚科では顕微鏡で検査する
珍しい頭皮の病気ですが、注意が必要です。
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